東京喰種 9話 【孵化】

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ーもしもし‥ヨモさんすみません用ができたんでちょっと待ってもらえますか?

霧島トーカが屋上から金木と錦の現場を見ていた。

”赫子”を出した金木

”赫子”(かぐね)とは喰種が持てる自分の武器であり
1人1人個性が出る為 形や性質などさまざまである

錦≫なんだよッそれは?

金木は自分の”赫子”で錦を刺した

錦≫ぐぁ‥っが!!
やめろォォォオオオオ馬鹿野郎オォ!!死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬゥゥゥゥ!!!!!

錦(この”爪”‥ッ リゼの‥”赫子”‥!?いやそんな筈‥)

戦闘不能になった錦
金木はヒデの元に駆け寄るが

食欲をそそる芳ばしい香り‥

金木(ほら‥彼をよく見て)
(ほらほらほらほら)

(じっくり見て 嗅いで!
見て視て観て!ねぇわかる?

わかるでしょ?たまらない

あぁあぁ勿体無い
せっかくのチャンスなのに‥)

こんなに美味しそうなのに

僕が食べてあげないと

霧島トーカ≫随分らしくなってんじゃん半端野郎
激痛と空腹で理性吹っ飛んで‥死にたいくらい苦しいんじゃない?

その苦痛から解放されるためなら
友達の命ですらどうなろうと構わないでしょ?

ーそしてアンタは彼を喰い散らかした後に
1人で後悔するの

血と臓物の海の上で
それが”喰種”の飢え それが私たちの宿命

今回は救ってあげる

カフェあんてぃくで目覚める金木

店長≫目が覚めたかい?ここは「あんてぃく」の二階だよ トーカちゃんたちが運んでくれたんだ

金木(‥あの子が?)

金木≫僕の友達がいませんでしたか!?

店長≫ついてきなさい

別部屋でヒデは寝ていて金木は安心するものの
運ばれる前まで死にそうなくらいの飢餓感があったのに
無くなった事に対して不審がる金木

金木≫正直に答えてください 僕が寝てる間に何を?

店長≫空腹を満たす方法は”ひとつ”しかない ‥君もわかっているだろう

あのままだと友人をその手にかけていたよ
‥自分が”何者であるか”を知りなさい

金木≫‥‥‥僕は‥‥友達を傷つけたくない‥です

ヒデとは一緒にいられない”喰種”の世界でもいきられない
”人間”でも”喰種”でもない僕は‥

‥僕は‥ひとりだ‥っ

ーあの子の言った通りだ‥

僕の居場所なんてどこにもない

店長≫”どちらでもない”?それは違う
君は”喰種”であり‥同時に”人間”でもあるんだ

ふたつの世界に居場所を持てる
唯一人の存在なんだよ

あんてぃくに来なさい
”喰種”の生き方を教えよう

きみの居場所を守る道にもきっと繋がる筈だよ

ーーそして少しでいい
人間である君に喰種のことを知ってほしい
‥我々がただの飢えた獣なのかどうか

金木は
”喰種”の事を勉強する為にあんてぃくでアルバイトすることになった。